鈴木讓 (すずきじょう)
1960年6月17日 東京 生まれ。
東京都渋谷区(生家) -> 品川区(小学校時代) -> 神奈川県相模原市(現在の実家)。現在は、大阪ミナミに在住。2005年から大阪市民。
神奈川県立厚木高校卒業、早稲田大学理工学部工業経営学科卒業、早稲田大学大学院修士、博士を修了。1989年 早稲田大学助手、1992年 青山学院大学助手、1994年 大阪大学理学部数学科講師(数学科)、1998年同准教授、2017年 大阪大学基礎工学部(情報科学科数理科学コース)教授。博士(工学)
この間、Stanford大学客員講師(1995-1997)、Brown大学客員研究員(1998)、Yale大学客員准教授(2001-2002)など、海外長期滞在は3回。
専門分野: 情報理論、グラフィカルモデル、機械学習の数理全般(スパース、カーネル、ベイズなど)。Google Scholar。日本数学会、日本統計学会、行動計量学会、日本計算機統計学会、人工知能学会、米国人工知能学会(AAAI)の会員。
共立出版の機械学習の数理100問シリーズ以外に、現在はSpringerからその英語版を出版している。
その他
- 1993年7月にWashington D.C.で開催されたUncertainty in Artificial Intelligence (UAI)で発表した論文が、 国内研究者として最初のBayesian Networkに関する研究発表(ジャーナル、国際会議)とされる(被引用250)。また、現在も機械学習のトップ会議として知られるUAIで最初に論文がアクセプトになった日本人研究者としても知られている。
- 1998年に発足したIBIS研究会の発起人の一人として知られる。
- 最も引用された論文(筆頭著者)は、1995年に出版された遺伝的アルゴリズムのMarkov連鎖の解析に関するもので、約350回の被引用。